Raspberry Piから日本語でメッセージが流せるように Open JTalkをインストール

USBバスパワーなステレオミニスピーカーを繋いだので、日本語でメッセージが流せるように Open JTalkをインストールしました。

Open Jtalkのインストール方法や追加の音声データに関する情報はネットで検索するとたくさん見つかりますので、ここで説明する必要はないでしょう。

1点だけ注意が必要なのは、個別ユーザーで再生できるようにするにはそのユーザーを audioグループに登録しておく必要があります。
コマンドは次の通りです。
sudo adduser <ユーザー名> audio
まあ、多少イントネーションが変なときもありますが、
jtalk "こんにちは"
というようなコマンドで音声メッセージが再生されるのでなにかと使い道がありそうです。

ちなみに、音声データを作成する途中でいったんファイルに保存しますが、SDカードに負担をかけたくないので音声用にRAMディスクを用意しました。

RAMディスクの設定手順はとても簡単で次の3ステップです。
  1. ルートディレクトリにRAMディスク用のディレクトリを作成する (私は /tmp_ram としました)
  2. /etc/fstabに下記のようなエントリーを追加する
    tmpfs /tmp_ram tmpfs defaults,size=16m,noatime,mode=1777 0 0
  3. 再起動する

後は jtalk(スクリプト)の中間ファイルを生成する部分を
tempfile=`tempfile --d "/tmp_ram"`
と書き換えるだけです。

気のせいかもしれませんが、RAMディスクに切り替えたら音声メッセージが再生されるまでの時間が短くなったような気がします。

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