Chromeの Software Reporter Toolを簡単に無効化する方法について

Windowsでなにげに Chromeを起動したらやたらと操作が重くなってしまいました。
タスクマネージャーで確認すると SoftwareReporterTool.exe が原因のようです。

調べてみると Chromeがなにやら情報を送信しているようです。

こういうのは気持ちが悪いので遠慮なしに停止することにします。

停止する方法は2つありました。
1つ目はレジストリを使う、2つ目は SoftwareReporterTool.exe のアクセス権を削除するです。

まずはレジストリを使う方法から。
  1. 以下の文字列をテキストファイルに保存する
    Windows Registry Editor Version 5.00

    // 参考
    // 正式の方法でChrome自動software reporter tool機能をオフにします
    // http://pcexpert.blog.jp/archives/6863241.html

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Policies\Google\Chrome]
    "ChromeCleanupEnabled"=dword:00000000
    "ChromeCleanupReportingEnabled"=dword:00000000


    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Chrome]
    "ChromeCleanupEnabled"=dword:00000000
    "ChromeCleanupReportingEnabled"=dword:00000000

  2. テキストファイルの拡張子を .txt から .reg に変更する
  3. そのファイルをダブルクリックする
です。
確認のためのプロンプトが表示されますが、勇気をもってレジストリ情報を登録してください。


次はSoftwareReporterTool.exe のアクセス権を削除する方法です。
ファイルエクスプローラーで操作できるのですが、Chromeが更新されるたびに操作を繰り返す必要がありますので、私はバッチコマンドを作成しました。

次のバッチコマンドをテキストファイルに保存して、拡張子を .txt から .bat に変更してください。
@echo off

echo Disable Chrome Software Reporter Tool

cd "%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data\SwReporter"
cd

for /D %%D in (*) do call :FOLDER %%D

echo *** done! ***
rem pause

goto :EOF


:FOLDER
cd %1
cd
for %%F in (*.exe) do call :FILE %%F
cd..
exit /B


:FILE
echo == %1
icacls %1 /inheritance:r
exit /B


あとはこのバッチコマンドをダブルクリックするだけで簡単に SoftwareReporterTool.exe のアクセス権を削除できます。
尚、タスクスケジューラーでこのバッチコマンドを定期的に実行するようにしておくと、自動的に Chromeが更新されても SoftwareReporterTool.exe のアクセス権を削除できるようになりますよ。

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